退職前の準備
退職代行の料金相場|14サービスの公式料金【2026年10月調査】
退職代行の料金は、当サイトが2026年10月10日に公式ページで確認した14サービスでは、正社員の総額が15,000円〜27,000円、中央値は21,890円、平均は21,984円でした。組合費のように必ずかかる費用を足した額です。帝国データバンクの調査(2025年10月24日、52法人)では各社の最低料金の平均は29,410円で、調べた対象と時点が違います。表示額のほかに組合費がかかるもの、支払う時期で額が変わるもの、後払いに手数料がかかるものがあるため、見るのは表示額ではなく総額と条件です。
自分の条件では、いつ・いくらになるか。 退職理由・年齢・勤続年数・月収の4つで計算します。
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退職代行の料金相場 — 市場調査と、当サイトが確認した料金
相場には2つの出どころがあります。1つは帝国データバンクの調査で、2025年10月24日の公表では、退職代行を展開する52法人の最低料金の平均は29,410円でした。弁護士法人は約44,700円、民間経営は約22,500円です。
同社は2026年9月23日の続報で、この52事業者のうち14事業者(26.9%)について、約1年後に通常の手段ではサービスの継続を確認できなかったと公表しました。料金の平均は、2025年時点の約2.8万円から直近では約2.7万円へわずかに下がったとしています。
もう1つが、当サイトが2026年10月10日に各社の公式ページで確認した14サービスの料金です。正社員が初めて依頼する場合の通常の料金に、必ずかかる費用を足した総額で、中央値は21,890円、平均は21,984円でした。期間限定のキャンペーン価格と、2回目以降の割引は含めていません。
2つの数字は調べた対象が違うので、当サイトの数字のほうが低いことから「値下がりした」とは言えません。当サイトの14サービスは比較ページに名前があったものに限られ、弁護士が運営するサービスは退職の意思を伝えるだけの安いプランの額で数えています。業界全体の相場ではなく、確認できた範囲の集計として読んでください。
利用料金でみると、各社の最低料金(着手金など含む、正社員、税込)の平均は2万9410円となった。このうち、弁護士法人による料金は約4万4700円、民間経営による料金は約2万2500円だった。
2025年10月時点の52法人についての平均で、当サイトの集計とは対象が違います。
当サイトが確認した14サービスの総額(正社員・初回・通常の料金)
- 中央値
- 21,890円
- 平均
- 21,984円
- 最も低い総額と最も高い総額
- 15,000円〜27,000円
- 民間の会社が運営(7サービス)の中央値
- 21,780円15,000円〜27,000円
- 労働組合が運営(4サービス)の中央値
- 21,300円19,800円〜24,000円
- 弁護士法人が運営(3サービス)の中央値
- 22,000円19,800円〜22,000円
出典: 各社の公式ページ(2026年10月10日確認。料金の表の出典を参照) / 最終更新: 2026年10月10日
| 調査 | 対象 | 料金(円) |
|---|---|---|
| 帝国データバンク(2025年10月24日) | 退職代行を展開する52法人の最低料金(着手金など含む、正社員、税込) | 平均29,410円 |
| 帝国データバンク(2026年9月23日) | 上の52事業者の約1年後 | 平均約2.8万円から約2.7万円へ |
| 当サイト(2026年10月10日) | 公式ページで料金を確認できた14サービスの総額(正社員・初回・通常の料金) | 中央値21,890円・平均21,984円 |
14サービスの料金の一覧
2026年10月10日に各社の公式ページで確認した総額を、安い順に並べました。同額のときは英字の識別子の順です。総額には組合費のように必ずかかる費用を含め、後払いの手数料のように選んだ場合だけかかる費用は含めていません。同じ運営者が同じ料金で出している別の名前のサービスは、1行にまとめています。
このページには広告が含まれます。14サービスのうち当サイトが提携しているのは退職代行Jobsの1サービスで、表では名前の横に示しています。広告の枠から申し込みが成立すると当サイトに紹介料が支払われますが、表の順序と内容には影響しません。
料金は事業者が変更します。申し込む前に、公式ページでその日の料金と条件を確かめてください。表の下に、根拠にした公式ページを載せています。
| サービス | 運営主体 | 正社員の総額(円) |
|---|---|---|
| 退職代行EXIT | 民間の会社 | 15,000円 |
| アディーレ法律事務所の退職代行 | 弁護士法人 | 19,800円 |
| 退職代行ガーディアン | 労働組合 | 19,800円 |
| 退職代行ローキ | 労働組合 | 19,800円 |
| 退職代行やめたらええねん | 民間の会社 | 19,800円 |
| 退職代行OITOMA | 民間の会社 | 20,000円 |
| 退職代行プラスサービス | 民間の会社 | 21,780円 |
| 弁護士法人川越みずほ法律会計の退職代行 | 弁護士法人 | 22,000円 |
| 弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所の退職代行 | 弁護士法人 | 22,000円 |
| わたしNEXT・男の退職代行 | 労働組合 | 22,800円 |
| 退職代行SARABA | 労働組合 | 24,000円 |
| 退職代行Jobs(当サイトの提携先・PR) | 民間の会社 | 27,000円 |
| 退職代行ニコイチ | 民間の会社 | 27,000円 |
| 辞めるんです | 民間の会社 | 27,000円 |
総額の内訳と、運営者として記載されている名称
上の表の総額が何を足した額なのかを、事業者ごとに示します。消費税の扱いは公式ページの表示のとおりで、税込か税別かの表示が無いものはそのように書いています。
「運営者」は、公式ページの特定商取引法の表記や運営者情報に書かれている名称です。同じページの中で額の表示が食い違っている場合は、食い違っている額をそのまま載せました。どちらが適用されるかは、申し込む前に事業者へ確認してください。
| サービス | 公式ページが記載する運営者 | 総額(円)の内訳と条件 |
|---|---|---|
| 退職代行EXIT | ENTRANCE株式会社 | 15,000円。雇用形態による区分の表示はありません。(税込) |
| アディーレ法律事務所の退職代行 | 弁護士法人AdIre法律事務所(第一東京弁護士会所属と記載) | 退職の意思表示だけを頼むライトプランが19,800円。会社とのやり取りまで頼むフルサポートプランは77,000円です。(税込) |
| 退職代行ガーディアン | 東京労働経済組合 | 加入費1,800円と組合費18,000円(月6,000円の3か月分)。雇用形態を問わず同額です。(消費税はかからないと表示) |
| 退職代行ローキ | 労働基準調査組合 | 組合加入費2,800円と組合費17,000円。雇用形態を問わず同額です。(税込) |
| 退職代行やめたらええねん | 株式会社熱狂スタイル | 19,800円。アルバイト・パートは9,800円と記載されています。(税込・税別の表示なし) |
| 退職代行OITOMA | 株式会社H4 | 対象ページからLINEを追加した場合のWEB限定料金が20,000円。特定商取引法の表記の販売価格は24,000円です。(税込) |
| 退職代行プラスサービス | 株式会社スリープラス | 正社員は19,800円に消費税を足して21,780円。アルバイトは16,280円です。(税込) |
| 弁護士法人川越みずほ法律会計の退職代行 | 弁護士法人川越みずほ法律会計(埼玉弁護士会所属と記載) | 正社員・契約社員は22,000円(着手金)。同じページのよくある質問(傷病手当金申請サポートの項)には、雇用形態の区分なしで、退職代行サービスを27,000円(消費税込み)とする表示もあります。パート・アルバイトの額は、ページの中で12,000円と22,000円の2通りの表示があり未確認です。(税込) |
| 弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所の退職代行 | 弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所(大阪弁護士会所属と記載) | ライトプランが22,000円。上位のプランは25,000円と55,000円で、自衛隊員・公務員は55,000円と記載されています。(税込) |
| わたしNEXT・男の退職代行 | 合同労働組合「退職代行toNEXTユニオン」 | 21,800円と組合費1,000円。わたしNEXTでは、社会保険に入っていないアルバイト・パートは18,800円と組合費1,000円です。男の退職代行のアルバイト・パートは18,800円の表示です。(税込) |
| 退職代行SARABA | 退職代行SARABAユニオン(販売事業者は株式会社スムリエ) | 入会費と代行費用を合わせて24,000円。雇用形態を問わず同額です。同じページの画像には30,000円の表示もあります。(税込・税別の表示なし) |
| 退職代行Jobs(当サイトの提携先・PR) | 株式会社アレス | 27,000円。雇用形態を問わず同額です。(税込) |
| 退職代行ニコイチ | 株式会社ニコイチ | 27,000円。雇用形態を問わず同額です。(税込) |
| 辞めるんです | LENIS Entertainment株式会社 | 退職日が決まってから7日以内に支払う場合が27,000円。8日以降30日以内の支払いは30,000円です。(税込) |
民間・労働組合・弁護士で料金が違う理由
退職代行は、誰が運営しているかによって、会社に対してできることが法律で変わります。違いが出るのは交渉です。有給休暇の消化日数を調整する、未払いの賃金を請求する、退職日を動かすといったやり取りは交渉にあたります。
弁護士法72条は、弁護士または弁護士法人でない者が、報酬を得る目的で法律事務を取り扱うことを業として行ってはならないと定めています。労働組合は、労働組合法6条により、組合員のために使用者と交渉する権限を持ちます。弁護士と弁護士法人は弁護士法72条の制限を受けないので、訴訟での代理まで扱えます。料金の差は、主にこの扱える範囲の差から生まれます。
ただし「弁護士は高い」とは限りません。今回確認できた弁護士運営の3サービスの最低の総額は19,800円〜22,000円で、民間の会社や労働組合と変わらない水準でした。これは退職の意思を伝えるだけのプランの額です。会社とのやり取りや請求まで頼むプランは別の料金で、未払いの賃金などを請求する場合は回収した額に応じた成功報酬がかかります。同じ事務所の中で、何を頼むかによって料金が数倍になります。
表の「運営主体」は、公式ページが実施者・運営者として記載している主体です。記載のとおりの実体があるかどうかを、当サイトは確かめていません。民間の会社が運営するサービスの中には、提携先の労働組合や弁護士の監修を記載しているものがあります。その場合に誰が会社と交渉するのかは、依頼の前に事業者へ確認してください。当サイトは特定の事業者について、適法かどうかの評価を行いません。
条文ごとの整理は退職代行の運営主体と、交渉できる範囲の違いにまとめています。
- 退職代行EXITの公式ページの記載: 弁護士の監修を受けていると記載
- 退職代行やめたらええねんの公式ページの記載: 顧問弁護士を記載
- 退職代行OITOMAの公式ページの記載: 提携先として労働組合日本通信ユニオンを記載
- 退職代行プラスサービスの公式ページの記載: 弁護士の監修を受けていると記載
- わたしNEXT・男の退職代行の公式ページの記載: 弁護士からの指導を受けていると記載
- 退職代行Jobsの公式ページの記載: 合同労働組合ユニオンジャパンと連携、顧問弁護士の指導と記載
- 退職代行ニコイチの公式ページの記載: 弁護士による指導を受けていると記載
| 頼みたいこと | 扱う運営主体 | 条文・説明 |
|---|---|---|
| 退職の意思を会社へ伝える | 弁護士・労働組合・民間の会社 | 条文ではなくサービスの説明。東京弁護士会は退職代行を、一般に、業者にお金を払うことで業者が本人に代わって退職の意思を会社へ伝えるサービスと説明 |
| 有給休暇の消化や退職日について会社と交渉する | 弁護士・労働組合 | 弁護士法72条(弁護士でない者が報酬を得て法律事務を扱うことを禁止)・労働組合法6条(組合員のための交渉の権限) |
| 未払いの賃金や退職金を請求し、訴訟で代理してもらう | 弁護士 | 弁護士法72条 |
表示額のほかにかかる費用と、後払いの手数料
公式ページのいちばん目立つ額が、支払う総額とは限りません。14サービスを確認して分かったことは3つです。1つめは、表示額とは別に必ずかかる費用があるサービスが1件あったことです。労働組合が運営するサービスでは料金の一部または全部が組合費で、表示額に含まれている場合と、別にかかる場合があります。
2つめは、条件で額が変わることです。支払う時期や申し込みの経路で料金が分かれるサービスが2件あり、条件を満たさない場合の総額で集計し直すと、中央値は22,000円、平均は22,484円になります。
3つめは、後払いの手数料です。後払いを公式ページで確認できたのは7サービスで、手数料がかかるものがあります。選んだ場合だけかかる費用を記載しているのは7サービスでした。
「追加料金なし」と書かれていても、振込手数料、会社へ送る退職届や貸与品の送料、通信料は依頼者の負担とされているのが通常です。特定商取引法の表記の「販売価格以外の必要料金」の欄で確かめられます。
| サービス | 条件で加わる費用(円) | 確認できた支払方法 |
|---|---|---|
| 退職代行EXIT | 公式ページに記載なし | 銀行振込・クレジットカード |
| アディーレ法律事務所の退職代行 | 公式ページに記載なし | 未確認 |
| 退職代行ガーディアン | 公式ページに記載なし | 銀行振込・クレジットカード |
| 退職代行ローキ | 後払い(コンビニ後払い)を選ぶと手数料4,000円 | 銀行振込・クレジットカード・後払い・分割払い(2回) |
| 退職代行やめたらええねん | 担当者を指名すると指名料1,100円〜3,300円 | 分割払い(2回) |
| 退職代行OITOMA | 条件を満たさない場合の総額は24,000円。後払いを選ぶと手数料9,000円 | 銀行振込・クレジットカード・後払い |
| 退職代行プラスサービス | 公式ページに記載なし | 銀行振込・クレジットカード |
| 弁護士法人川越みずほ法律会計の退職代行 | 未払いの賃金や退職金の請求を頼むと成功報酬(裁判外の請求は経済的利益の22%)と実費 | 銀行振込・クレジットカード・後払い(事前審査あり)・分割払い(2回まで) |
| 弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所の退職代行 | 公式ページに記載なし | 銀行振込・クレジットカード・後払い(審査あり) |
| わたしNEXT・男の退職代行 | コンビニ後払いを選ぶと手数料3,200円 | 銀行振込・クレジットカード・後払い |
| 退職代行SARABA | 公式ページに記載なし | 銀行振込・クレジットカード(ペイパル) |
| 退職代行Jobs(当サイトの提携先・PR) | 提携先の労働組合に同時に加入すると組合費2,000円(加入は任意) | 銀行振込・クレジットカード・PayPay・後払い |
| 退職代行ニコイチ | 職場へ再度の確認・請求の連絡をする場合は10,000円、日時や打合せ内容の変更は5,500円 | 銀行振込・クレジットカード・LINE Pay・Apple Pay・PayPay・コンビニ決済 |
| 辞めるんです | 条件を満たさない場合の総額は30,000円 | 銀行振込・クレジットカード・後払い |
返金とキャンセルは、条件で読む
取り消しや返金の条件を公式ページで確認できたのは13サービスです。多くに共通しているのは、入金したあとに依頼者の都合で取り消しても返金されないことです。「退職できなかった場合は返金する」と書いているサービスでも、依頼者の都合による取り消しは返金の対象から外すと記載しているものがあります。対象外の記載を当サイトが確認できていないサービスもあるため、下の表と各社の利用規約で条件を確かめてください。
返金の記載は、有無ではなく条件で比べてください。どういう場合を「退職できなかった」とするのかは事業者ごとに違い、利用規約に書かれています。後払いを選んだ場合に、取り消すとキャンセル料がかかるサービスもあります。
期間の定めのない雇用は、解約の申入れから2週間の経過で終了します(民法627条1項)。会社の承諾は要件になっていません。期間の定めのある雇用はこの規定の対象ではないので、返金の条件を読むときは、自分の契約に期間の定めがあるかも確かめてください。
返金のほかに起きうるトラブルと、起きたときの相談先は退職代行のトラブルと失敗にまとめています。
| サービス | 記載されている条件 |
|---|---|
| 退職代行EXIT | サービスの提供後は取り消せないと記載 |
| アディーレ法律事務所の退職代行 | 期間の定めのある雇用契約で期間の満了前に退職できなかった場合は全額を返金すると記載。途中で解除すると進行の状況に応じた費用がかかると記載 |
| 退職代行ガーディアン | 未確認 |
| 退職代行ローキ | 入金後の返金は原則不可。退職できなかった場合は利用規約にもとづき全額を返金すると記載 |
| 退職代行やめたらええねん | 退職できなかった場合の返金に対応すると記載(自己都合の取り消しを除く) |
| 退職代行OITOMA | 入金後の返金は不可。退職できなかった場合は利用規約にもとづき全額を返金すると記載 |
| 退職代行プラスサービス | 退職できなかった場合は全額を返金すると記載(依頼者の都合による取り消しを除く) |
| 弁護士法人川越みずほ法律会計の退職代行 | 退職できなければ全額を返金すると記載。迷惑行為を理由に対応を終了した場合は返金しないと記載 |
| 弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所の退職代行 | 退職できなかった場合は全額を返金すると記載 |
| わたしNEXT・男の退職代行 | 開始後は取り消せない。退職に至らなかった場合の返金は利用規約によると記載 |
| 退職代行SARABA | 退職できなければ全額を返金するが、依頼者の都合の場合は返金できないと記載 |
| 退職代行Jobs(当サイトの提携先・PR) | 入金後の返金は不可。退職できなかった場合は利用規約にもとづき全額を返金すると記載 |
| 退職代行ニコイチ | 料金のページは、退職できなかった場合は全額を返金すると記載。特定商取引法の表記は、入金後の取り消しと返金は理由を問わずできないと記載し、退職届や返却物を発送していないことによるトラブルは全額の返金の対象にならないと記載 |
| 辞めるんです | 先払いは、退職できなければ全額を返金するが、依頼者の都合の場合は全額の返金はできないと記載。後払いは、会社への連絡の日時を伝えた後に依頼者の都合で取り消すと、連絡の前はキャンセル料15,000円、連絡の後は途中キャンセルの扱いで、金額と期間は販売価格の記載を参照と記載 |
契約の前に確かめる料金のチェックリスト
安いサービスを選ぶこと自体に問題はありません。確かめたいのは、その額に何が含まれていて、自分の頼みたいことがその運営主体に扱えるかです。
退職代行を使わなくても、退職はできます。期間の定めのない雇用は、民法627条1項により、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了し、会社の承諾は要件になっていません。契約期間が定められている場合はこのルールの外にあり、民法628条は、やむを得ない事由があるときは直ちに契約を解除できると定めています。
申し出る時期と就業規則の関係は退職の申出の期限に、退職までに済ませておくことは退職前の準備にまとめています。有給休暇が残っている場合は退職前の有給消化も確認してください。
依頼してから会社への連絡がいつ始まるか、今日から出社しないための方法は退職代行の「即日」とはで、各社の契約の条件と条文から整理しています。
申し込む前に確かめる6項目
運営者の名称
特定商取引法の表記と運営者情報で、実施者・運営者として誰が書かれているかを見ます。弁護士であれば、日本弁護士連合会の弁護士検索で登録を調べられます。
自分の雇用形態での総額
正社員とアルバイト、公務員や業務委託で料金が分かれるサービスがあります。組合費や加入費を足した総額を確認します。
額が変わる条件
支払う時期、申し込みの経路、キャンペーンの期限によって料金が変わらないか、条件を満たさない場合の額はいくらかを確認します。
後払いの手数料と期限
後払いを使う場合は、手数料、支払いの期限、審査の有無を確認します。
取り消しと返金の条件
入金したあとに取り消せるか、キャンセル料はかかるか、返金される場合とされない場合を、特定商取引法の表記と利用規約で読みます。
会社と交渉するのは誰か
有給休暇の消化や退職日の調整を頼みたい場合は、その交渉を弁護士か労働組合が行うのかを、申し込む前に事業者へ確認します。
出典: 日本弁護士連合会「弁護士検索」
調査の方法と、載せなかったサービス
調べたのは、2026年10月10日に「退職代行 おすすめ」「退職代行 比較」「退職代行 料金」で検索して繰り返し現れた比較ページ6本に、名前があった28サービスです。それぞれの公式サイトを開き、料金・運営者・申し込みの導線を確かめました。料金はほかの比較サイトからは取っていません。
28サービスのうち7サービスは、公式サイトを特定できないか、開いた先が別の内容でした。1サービスは、公式ページが申し込みの停止を表示していました。あわせて8サービスについて、現在の営業を確認できなかったことになります。確認できなかったことは、廃業したことと同じではありません。帝国データバンクが公表した「52事業者のうち14事業者」と同じ向きの結果で、古い料金の一覧をそのまま信用できない理由になります。
ほかに、通常の料金か運営者の名称を公式ページの文字から確認できなかった3サービスを外しました。料金が画像だけで示されているもの、キャンペーン価格しか書かれていないものです。運営者について刑事手続が報じられている2サービスは掲載を見合わせました。適法かどうかの判断ではなく、手続が確定するまで載せないという扱いです。同じ運営者が同じ料金で出している別の名前のサービスは1行にまとめ、14行になりました。
外したことは評価ではありません。公式ページを確認できれば掲載の対象になります。当サイトが提携しているかどうかは基準に入っておらず、提携先も提携していないサービスも同じ基準で載せています。総合点や順位の数字、星の数は付けていません。対応の丁寧さや会社とのやり取りの結果を、当サイトは測っていないためです。
広告の選び方と、紹介料が記事の内容に影響しないことは広告掲載ポリシーに公開しています。
計算方法と根拠
対象
比較ページ6本に名前があった28サービス → 公式サイトで現在の料金・運営者・申し込みの導線を確認できたもの
公式サイトを特定できない7、申し込みの停止を表示1、料金か運営者を確認できない3、刑事手続の報道2を除く。同じ運営者の別名1件は1行にまとめる
総額
正社員・初回・通常の料金(税込) + 必ずかかる費用(組合費・加入費)
期間限定のキャンペーン価格、2回目以降の割引、選んだ場合だけかかる費用(後払いの手数料・成功報酬)は含めない。支払う時期などの条件で額が分かれる場合は、最低の額と条件を満たさない場合の額を分けて記録する
集計と並び順
中央値・平均・最小・最大を、全体と運営主体ごとに計算。並び順は総額の安い順、同額は英字の識別子の順
紹介料・提携の有無・クリックの実績は使わない
退職代行を使ったあとの手続きは本人が行う
退職代行が扱うのは会社との間のやり取りで、失業保険の手続きは含まれません。社会保険労務士法27条は、社会保険労務士でない者が報酬を得て申請書等の作成や提出の代行を業として行うことを禁じています。基本手当の手続きは、本人が住所地のハローワークで行います。
退職代行を使ったことが失業保険の受給資格に関わるか、離職票をどう受け取るかは退職代行と失業保険にまとめています。職場の嫌がらせが理由で辞める場合はパワハラ・嫌がらせで辞めたら会社都合?を確認してください。
退職後は、健康保険と年金の切り替えが先に来ます。退職後の健康保険の選び方と退職後の国民年金に期限をまとめています。次の仕事が早く決まった場合は再就職手当の対象になることがあります。
自分の離職理由がどう判定されるか、会社に何を請求できるかといった個別の判断は、住所地のハローワーク、社会保険労務士、または弁護士に相談してください。
よくある質問
- 退職代行の料金の相場はいくらですか?
- 当サイトが2026年10月10日に公式ページで確認した14サービスでは、正社員の総額は15,000円〜27,000円、中央値は21,890円でした。帝国データバンクの2025年10月24日の調査では、52法人の最低料金の平均は29,410円です。対象と時点が違うため、2つの数字は一致しません。
- 表示されている料金のほかに、追加でかかる費用はありますか?
- あります。確認した14サービスのうち1件は、表示額とは別に組合費が必ずかかります。後払いの手数料、支払う時期による料金の違い、担当者の指名料のように、条件で加わる費用を記載しているサービスもあります。振込手数料や送料は依頼者の負担とされているのが通常です。
- 弁護士の退職代行は高いですか?
- 退職の意思を伝えるだけのプランなら、確認できた3サービスの総額は19,800円〜22,000円で、民間の会社や労働組合と同じ水準でした。会社とのやり取りや未払いの賃金の請求まで頼むと、別の料金や成功報酬がかかります。
- 後払いはできますか?
- 後払いを公式ページで確認できたのは14サービスのうち7件です。手数料がかかるもの、審査があるもの、取り消すとキャンセル料がかかるものがあるので、手数料と支払いの期限を申し込む前に確認してください。
- この一覧の順序は、広告の報酬で決まっていますか?
- 決まっていません。並び順は、公式ページで確認できた正社員の総額の安い順だけで決めており、紹介料と提携の有無は使っていません。当サイトが提携しているサービスは名前の横に示しています。
- 退職代行に失業保険の手続きも頼めますか?
- 頼めません。基本手当の手続きは本人が住所地のハローワークで行います。社会保険労務士でない者が報酬を得て申請書等の作成や提出の代行を業として行うことは、社会保険労務士法27条で禁じられています。
このページを共有する
退職を控えている人に、期限と手続きをそのまま渡せます。
自分の場合の金額を確認する
退職理由・年齢・勤続年数・月収を入力すると、いつ・いくら受け取れるかを月ごとに計算します。
出典と更新情報
- 帝国データバンク「主要『退職代行サービス』動向調査」(2025年10月24日)
- 帝国データバンク「主要な退職代行事業者、1年間で2割超が『サービス停止』」(2026年9月23日、PR TIMES掲載のプレスリリース)
- 退職代行EXIT 公式サイト
- 退職代行EXIT 特定商取引法に基づく表記
- アディーレ法律事務所 退職代行の費用のページ
- 退職代行ガーディアン 費用のページ
- 退職代行ローキ 特定商取引法に基づく表記
- 退職代行やめたらええねん 公式サイト
- 退職代行OITOMA 特定商取引法に基づく表記
- 退職代行OITOMA 運営者情報
- 退職代行プラスサービス 公式サイト
- 弁護士法人川越みずほ法律会計 退職代行のページ
- 弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所 退職代行のページ
- わたしNEXT 公式サイト
- わたしNEXT 特定商取引法に関する表記
- 男の退職代行 公式サイト
- 退職代行SARABA 公式サイト
- 退職代行Jobs 公式サイト
- 退職代行Jobs 特定商取引法に基づく表記
- 退職代行ニコイチ 料金のページ
- 退職代行ニコイチ 特定商取引法に基づく表記
- 辞めるんです 特定商取引法に基づく表記
- e-Gov法令検索「民法」(第627条 期間の定めのない雇用の解約の申入れ、第628条)
- e-Gov法令検索「弁護士法」(第72条 非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止、第77条 罰則)
- e-Gov法令検索「労働組合法」(第2条 労働組合、第5条 資格審査、第6条 交渉権限)
- e-Gov法令検索「社会保険労務士法」(第2条 業務、第27条 業務の制限)
- 日本弁護士連合会「弁護士検索」
- 東京弁護士会 非弁護士取締委員会「退職代行サービスと弁護士法違反」(2024年11月22日)
最終更新: 2026年10月10日 / 次回の制度改定予定: 2027年8月1日